音の大きさと難聴の程度

    音の大きさを簡単に表す単位に デシベル(dB)があります。

    一般に 健聴者が聞こえる 音の大きさは 0dB〜120dBです。

軽度難聴   

    聞こえ始め→25〜40dB
少し聞き取りにくい。

会議などでの聞き取りが
少し困難。

聞き違えることがある。
中度難聴
    40〜60dB

普通の会話の聞き取りが困難。

    60〜70dB

耳介に接しなければ
普通の会話が聞き取れない。

高度難聴   70〜90dB
日常生活での聞き取りが困難。

耳元で大きな声で話さないと
聞き取れない。


重度難聴   90dB以上
ほとんど聞こえない。



音の伝わり方と難聴の種類



 耳から入った音は 外耳道を通り
鼓膜を振動させ 3つの小さな骨の繋がる
耳小骨で 増幅され 蝸牛に伝わります。

 蝸牛の中には 音の強弱や高低を
電気信号に変える 有毛細胞が
             並んでいます。
電気信号は蝸牛神経から脳に伝わり
音として認識されます。


伝音難聴

外耳から中耳にかけて 音を伝達する部分に何らかの問題があって起こる難聴です。
中耳炎や鼓膜の損傷などが原因です。
治療が可能な 事が多いです。
感音難聴


内耳から聴神経、脳中枢に問題があって起こる難聴です。
加齢とともに 聞こえにくくなったり 大きい音や騒音にさらされる仕事で聞こえにくくなったりします。
医学的な治療による改善が難しい 難聴です。
混合性難聴 伝音難聴と感音難聴の両方の症状がある難聴です。

感音性難聴について こちらもご覧下さい→


感音難聴は年齢をかさねることにより
誰にでも 起こる難聴と言われています。

聴力の低下には個人差がありますが
一般的には 高い音から聞こえにくくなり
左右の聴力が同じレベルで低下していく
事が多いです。

蝸牛の中にある 有毛細胞のうち 
高い音を感知する 有毛細胞から
加齢や大きな音を聞いたダメージで
減っていくため 高い音から聞こえにくく
なります。

よく 若者にしか聞こえない モスキート音と
いうのが ありますが あれは 
     17KHzの高い周波数を持つ音で
30代以上の人には 聞こえない音です。

高い音が聞こえなくなると 言葉の中の
子音の聞き分けが難しくなり
言葉がきこえても 内容がわかりにくく
なります。


補聴器を装用することで得られる効果

老後いきいき
性格改善
聞こえが衰えると 生活に支障があるだけでなく 心や性格にまで影響がでます。
聞こえることで 意欲的、積極的な思考になり 自分に自信が もてます。
病院や銀行でも 聞き取りやすくなります。
後ろから来る 車の音も聞こえるので 外出がしやすくなります。
人間関係 会話がスムーズに出来なくなると だんだん 周囲の人との会話をしなくなるので 孤立してきます。
補聴器を装用することで 家族の方も 会話がしやすくなり 家族間の絆も 回復します。
テレビの音が大きくて 家族で一緒に見られなかったのが 改善します。
老化防止 意欲的、積極的になると 体が元気になります。
聞こえることで 脳が活性化され 脳が元気になります。
ビジネス 仕事上の 聞きづらいことでの 不便なことが改善されます。
聞き損ねたことでの 仕事上の誤解がなくなります。




取扱いメーカー
シーメンス・シグニア スターキージャパン ワイデックス オーティコン



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