聴力測定に ついて
補聴器の 器種の選択と 調整を するためには 正確な 聴力の測定が必要です。
お時間が 大体、20分くらい かかります。  以下のことを 測定させて いただきます。




気道聴力測定
    ヘッドホンを耳に当てて、左右それぞれの耳に
  125hz(ヘルツ)、250hz、500hz、1000hz、2000hz、4000hz、8000hzの高さの音を聞いてもらい
   どのくらいの大きさなら 聞こえるのか測定します。
骨導聴力測定
    ヘッドホンの代わりに 振動板を耳の後ろに当てて、測定します。
    測定の手順は 気道聴力測定と 大体一緒です。
  
    気道聴力は 外耳道から 鼓膜、耳小骨を通って 内耳に伝わる音を測定しますが
    骨導聴力は 振動板の 音が 直接 内耳に伝わった音を測定します。  
    気道聴力と骨導聴力が あまり変わらなければ 加齢や 騒音などが 原因で 内耳の蝸牛の中の  
    音を脳に伝える神経細胞が 減ったことによる 感音性難聴の 可能性が高く 補聴器が お勧めです。
   気道聴力と骨導聴力の差が大きい時は 外耳か中耳に 問題があって 聞こえにくいのかも しれません。
   耳アカが詰まっていたり または耳の病気かも しれないので  補聴器を使用する前に
   まず 耳鼻咽喉科へ 行くことを お勧めしています。

     
     左  気道受話器
      
     右  骨導受話器

    
     



不快閾値(UCL)の測定
     ヘッドホンから だんだん大きい音を 聞いてもらい 大きすぎて嫌だと思ったら 合図してもらいます。
   補聴器を 調整する時に どれくらいの音が うるさくて どれくらいの音が 調度良いのか を測定します。
語音明瞭度の測定
   ヘッドホンから 「ア」とか「カ」とか 言葉を聞いてもらい どれくらい聞き分けられるかを測定します。
   補聴器を装用した時に どれくらい 装用効果が あるのか の目安になります。

   
    オージオメーター
    (聴力測定器)

    右  応答スイッチ


聴力測定室 聴力測定室(室内)

音場(おんじょう)での 語音明瞭度の測定  
     当店では、補聴器の装用効果を確認するために 
   補聴器を使用した状態で 「ア」とか 「カ」とか 言葉を  聴力測定室(室内)の
   スピーカーから 聞いてもらい どれくらい 聞き分けられるかを測定しています。 
   主に 補聴器納品時や 再調整時に 行っています。
   補聴器を使用される ご本人の主観だけでなく 客観的に 確認することで
   より良い 補聴器の調整が 期待できます。





     
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