防塵性・防水性について | ||
耳掛け型の補聴器は 汗が補聴器のマイクや 電池ケースから侵入し 故障の原因になることが多く |
特に夏場は 汗に気を付ける必要があります。 |
耳穴型にすれば 頭からの汗は防げますが 最近は 耳掛け型でも 防塵性・防水性に優れた |
補聴器があります。 |
補聴器の防塵性・防水性は 性能を表すための国際基準として 国際電気標準会議(IEC) |
によって制定された 「 I P 保護等級 」 で表されます。 |
スマホ等にも使われていますが ナノコーティングの技術で 最近は精密機器の撥水性が良くなってきています。 |
補聴器の外部はもちろん 中の機械部品をナノコーティングすることで 防塵防水性が良くなります。 |
最新の補聴器のカタログを見ると IP57、IP58、IP67、IP68などの数字が 書いてあります。 |
IP68が 最高ですが IP57以上なら 汗やほこりによる故障は少ないので 耳掛け型補聴器や |
オーダーメイドの耳あな型補聴器の器種を選択する時は I P 保護等級を 確認することも大切です。 |